top of page
あなたと紡ぎたい、北海道の物語
Let us weave our stories together.
イサムノグチと札幌
大通公園のブラックスライドマントラはすべり台の彫刻。子供たちのお尻で日々磨かれている。8丁目と9丁目の間にノグチはこだわった。モエレ沼公園はかつでのごみ捨て場。「ここに作りる」「これは僕の仕事です」とノグチは言った。顧みられることの少ないものに、ノグチはいつも暖かいまなざしを注いだ。
キタラには北海道の想いが詰まっている
札幌の中心部、ススキノの南側に広大な中島公園が広がる。この公園の西側に、札幌コンサートホールKitaraがある。街の真ん中にあるとは思えないほど、緑に囲まれた音楽ホールである。
Kitaraの名は、ギリシャ神話の音楽神アポロンの楽器「キターラ」と、「北」の意をかけた。この街のオーケストラ、札幌交響楽団のプログラムを聴きにKitaraに出向く。
定山渓の歴史に触れる 木造旅館、芸者、舟遊び、、、こんな温泉地があった
ふと目に入った一枚の写真に思わず息を呑んだ。
木造3階建ての錚々たる日本建築。想像もしなかった定山渓の景観だった。「昭和32年頃の湯の町全景」とある。
三島木工 三島俊樹さん | 受け継ぐ家具職人の技
作業場のサッシ戸を開けて足を踏み入れると、心地よい木の香りが鼻孔をくすぐる。無造作に置かれているいろいろな木は、乾燥のためにもう二十年以上もそこにあるものもある。急な階段を登って二階に上がると、ごろんと置かれた直しかけの家具や、おびただしい工具類。そして、木屑にまみれた職人さんがいつも笑顔で迎えてくれるのだ。
bottom of page