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February 10, 2018

 作家の石牟礼道子さんが今日亡くなった。水俣病をテーマにした「苦界浄土」を書いた。

 ユージン・スミスの写真集「水俣」にも文章を寄せている。

 水俣の地で、写真家と作家は、同じテーマについて作品を発表した。

 二人の水俣へのアプローチは大きな共通点があった。どちらも水俣病に苦しむ人たちに寄り添い、その人たちが伝えたくても伝えられない想いを伝えるための「媒体(ミディアム)」になった。

 どちらの作品も、ドキュメンタリーかと言うとそうではない。ジャーナリズムかと言うと、そうであるとも言えるし、そうでないとも言える。

 石牟礼さんは、言葉を発せられ...

January 5, 2013

 ニューヨークタイムズ紙の写真ブログ「LENS」は、日々のニュース写真を紹介する以外にも、写真にまつわる様々なトピックスを紹介していて非常に面白いのだが、最近、写真家ユージン・スミス(1918-1978)の新しく発見されたというインタビューが掲載されたのでご紹介したい。

▶ W. Eugene Smith: ‘I Didn’t Write the Rules, Why Should I Follow Them?’ (“Lens” Jan.3, 2013, The New York Times)

 ユージン・スミスは著名なフォトジャーナリ...

December 31, 2011

 さて、大晦日。

 フォトジャーナリズムの世界で、海外ではマルチメディアの新しい表現形式がどんどん現れているのに、日本はその動きが鈍いことに焦燥感を持ちながら、いろいろな事例を紹介しようと始めたのが本ブログだった。

 さまざまなコンテンツをピックアップしてきたけれど、海外、特に英語圏でマルチメディア化の動きが大きく加速した背景には一本のソフトウェアがある。その名をSoundslidesという。

Soundslides: Software for Storytelling

 これが世に出たのは2005年。作ったのはフォトジャーナリストのジョー...

October 7, 2011

 スティーブ・ジョブズが死んでしまった。

 20余年前、Macintoshに出会わなければ、今こんなブログを書いていることもないだろうし、マルチメディアジャーナリズムがどうのこうのと言っていることもなかったんじゃないかと思うと、彼の死んだ昨日は特別な日で、何だかフワフワしながら一日が過ぎて行った。

 一企業の経営者の死が、これほどインパクトで語られることはそうあることではないだろう。

 世界の新聞の多くがスペースを割いて伝えた。

 すばらしい新聞デザインについては、以前「この美しき新聞を見よ!」でも書いたが、今日の一面のできもすばらしくて、...

September 20, 2011

 NPR (National Public Radio)が、ドキュメンタリー映画監督で、「The Thin Blue Line」や「Fog of War」の監督、エロル・モリス(Errol  Morris)氏の本、「Believing is Seeing」(訳し方が難しいね)について紹介している。

Errol Morris Looks For Truth Outside Photographs

 この人、映画監督になる前は「写真探偵」と言われるほど写真に対する興味がおありで、歴史に残る写真に隠された「謎」についていろいろと調べるのが好き...

September 12, 2011

911のiconic(象徴的な)イメージというと、アメリカではこれだろう。

Ground Zero Spirit、などと呼ばれることもあるらしく、世界の多くの新聞、雑誌に紹介され、さらには切手にもなり、この写真に写った三人の消防士は一躍ヒーローとして扱われることになった。

この写真を初めてみたとき、ドキュメンタリー写真に多少とも興味のある人なら「あ、似てる!」と思ったに違いないのが、ジョー・ローゼンサール(Joe Rosenthal)の撮った硫黄島のアメリカ旗立て写真であろう。特にアメリカの人にとっては、このイメージは正真正銘iconi...

September 4, 2011

 最近はボケのある写真が流行である。

 ボケといっても森山大道の「ブレ、ボケ」ではなくて、一点にピントが合ってあとはボケるという、被写界深度の思いっきり浅い写真のオンパレードと言っていい。アマチュアの間にもこの傾向は顕著で、いかにボケ味のいい写真を撮るかに労力が使われているようだ。人間はボケると疎まれるけど、写真のボケは大人気である。

 そもそもいつからこんなにボケ始めたのだろう?

 個人的な感想だが、10年くらい前から、このトレンドは始まっているように思う。

 最初にボケ写真を見たのは、日本の雑誌の料理ページか何かだった。

初めて見たときは...

September 4, 2011

 いつも愛読させてもらっているRaitankさんのブログに、ニュースフォトグラファーが東日本大震災の被災地の映像を撮影した映像が話題になっている、という記事があった。

「大震災発生から今日までのアレコレ」 2011/3/23 raitank blog)

 このビデオです。

 


 なぜ話題になっているかというと、これがあまりに情緒的であり、あまりに「美しい」からなのだ。そして、情緒的にしているのは、背景に流れている悲しいピアノのBGMによる。

 話題になっている、と言ったが要するに、賛否両論なのである。これは何となくわかる。否の方は、こ...

October 16, 2010

DSLR(デジタル一眼レフ)を使っての動画撮影のエポックは、2008年にCanon 5D Mark IIによって撮影された「REVERIE(夢想)」であることは間違いないらしい。この3分ほどのショートフィルムは一大旋風を巻き起こし、DSLR Videoの方向性を作ったと言える。(※このころ私は動画撮影に興味がなかったので、後から知ったことなんだけど)

さて、これを撮影したのはVincent Laforet氏。ニューヨークタイムズ紙のフォトグラファーであり、スティル(静止画)の人である。彼は、2002年に911後のアフガニスタンとパキス...

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October 7, 2011

September 4, 2011

September 4, 2011

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